# スライドデザインシステム — 選び方と共通ルール

ビジネス用スライド（.pptx / HTML デッキ）を AI に作らせるときの規定。Claude・Claude Code・ChatGPT・Codex のどれが読んでも同じ品質に着地するよう、数値はすべて固定値で書いてある。

| 読む順 | ファイル | 中身 |
|---|---|---|
| 1 | このファイル | システムの選び方と全システム共通のルール |
| 2 | `systems/` から 1 つ | 選んだシステムの色・書体・座標・テンプレート |
| 3 | [workflow.md](workflow.md) | ユーザーと合意を取りながら作る手順 |
| 4 | [implementation.md](implementation.md) | .pptx（python-pptx＋部品集）と HTML デッキの組み方・落とし穴 |

## 1. システムを 1 つ選ぶ

1 デッキ内でシステムを混ぜない。

書体は全システムでメイリオ（Meiryo）の 1 書体だけ（和文・欧文・数字とも。§2.4）。システムの違いは色・余白・見出しの大きさ・角・罫線の使い方で付ける。

| システム | ファイル | 一言 | 向いている場面 |
|----------|----------|------|----------------|
| **濃紺コンサル**（基本） | [systems/navy.md](systems/navy.md) | 白地×濃紺×図解で誠実に説得 | クライアント提案・戦略資料。迷ったらこれ |
| **報告書グレー** | [systems/report.md](systems/report.md) | 白地×チャコール×区切り罫で密度高く | 月次・四半期報告、稟議・決裁資料、印刷して配る会議資料 |
| **学術ブルー** | [systems/academic.md](systems/academic.md) | 本文 18pt×図番号×橙 1 点 | ゼミ・卒論・学会の発表、研究室紹介、講義資料 |
| **モノクロミニマル** | [systems/mono.md](systems/mono.md) | 白黒グレー×朱 1 点で最速に | 社内報告、データ中心、意思決定を急ぐ場面 |
| **スレート** | [systems/slate.md](systems/slate.md) | 灰色の濃淡×青 1 点で淡々と | IT・エンジニアリングの設計レビュー、開発の進捗報告、分析報告 |
| **深緑** | [systems/forest.md](systems/forest.md) | 白地×深い緑×からし色 1 点 | 製造・建設・インフラ、CSR・サステナビリティ、自治体向け説明 |
| **ティール** | [systems/teal.md](systems/teal.md) | 白地×深い青緑×珊瑚色 1 点 | 医療・福祉、研究機関、IT・SaaS の導入提案 |
| **ボルドー** | [systems/bordeaux.md](systems/bordeaux.md) | 白地×ワインレッド×区切り罫で端正に | 金融・保険・法務、株主・投資家向け、周年・式典 |
| **ブラウン** | [systems/brown.md](systems/brown.md) | 白地×焦げ茶×藍 1 点で実直に | 老舗・食品・不動産、地域団体、学校・塾の説明会 |
| **ストーン** | [systems/stone.md](systems/stone.md) | 淡いグレーの地×白いカードで柔らかく | 人事・研修・社内勉強会、教育、画面共有の長い会議 |
| **温かみエディトリアル** | [systems/editorial.md](systems/editorial.md) | 紙色×アースカラー×細罫の誌面組み | ストーリーテリング、ブランドの物語、読ませるレポート |
| **ダークプレミアム** | [systems/dark.md](systems/dark.md) | 紺墨の地×ゴールド 1 点 | 役員・投資家向けの投影、ビジョン発表、少ない枚数で強く語る |

**選び方:** ①**用途で絞る** — 印刷・PDF で配る社内の報告書なら報告書グレー、大学・学会の発表なら学術ブルー、社外への提案なら濃紺、社内の速い意思決定ならモノクロかスレート。②**業種・相手で色を選ぶ** — 用途で決まらないときは、上の表の「向いている場面」から相手の業種に近いものを選ぶ（製造・公共は深緑、医療・研究はティール、金融・法務はボルドー、老舗・地域はブラウン、人事・教育はストーン）。③**印刷して配る・白黒コピーされる資料**ならダークは避け（全面が濃色でトナーを食い、白黒で潰れる）、報告書グレー・濃紺・モノクロにする。④迷ったら濃紺。

**使用シーンによる文字量:** 投影して口頭で補う資料は本文を各システムの BODY・1 枚 3 ブロック以内に絞り、補足は発表者ノートへ。送付・印刷して読ませる資料は、見出しと本文だけで話が完結するよう本文を 1〜2 文足してよい（サイズは BODY 未満にしない。ブロック数の上限も変えない）。

**ブランドカラーがある場合:** 構造（座標・書体・サイズ・禁止事項）は最も近いシステムを使い、色の定数だけをブランドカラーに置き換える。置き換えた値はデッキ制作の冒頭で宣言する。

| | 地 | 主役色 | スパーク色 | 本文 | 見出し | 余白 | 角 | 区切り罫 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 濃紺 | 白 | 濃紺 | アンバー | 16pt | 36pt | 0.75" | 丸 0.1" | なし |
| 報告書グレー | 白 | チャコール | 煉瓦色 | **14pt** | 28pt | **0.6"** | 直角 | **あり** |
| 学術ブルー | 白 | 紺 | 橙 | **18pt** | 30pt | 0.6" | 直角 | なし |
| モノクロ | 白 | 黒 | 朱 | 16pt | **40pt** | 0.75" | 直角 | なし |
| スレート | 白 | グラファイト | 青 | 15pt | 30pt | 0.7" | 丸 0.06" | なし |
| 深緑 | 白 | 深緑 | からし色 | 16pt | 34pt | 0.75" | 丸 0.08" | なし |
| ティール | 白 | 青緑 | 珊瑚色 | 16pt | 34pt | 0.75" | 丸 0.1" | なし |
| ボルドー | 白 | ワインレッド | くすんだ金 | 16pt | 32pt | 0.8" | 直角 | **あり** |
| ブラウン | 白 | 焦げ茶 | 藍 | 16pt | 32pt | 0.8" | 丸 0.05" | なし |
| ストーン | **淡いグレー** | チャコール | 錆色 | 16pt | 32pt | 0.75" | 丸 0.08" | なし |
| エディトリアル | **紙色** | オリーブ | テラコッタ | 15pt | 34pt | 0.85" | 直角 | **あり** |
| ダーク | **紺墨（全面）** | 淡い文字 | ゴールド | 16pt | 36pt | 0.75" | 丸 0.1" | なし |

地の色はどのシステムも表紙から締めまで全ページ同じ。1 ページあたりの要素の上限はモノクロが 3、報告書グレーが 5、ほかは 4〜5（各システムの §2）。

## 2. 全システム共通ルール

各システムのファイルは「定数・座標・テンプレート・固有の禁止事項」だけを持つ。以下はすべてのシステムに効く。数値の迷いを残さないために、各システムの値は固定値で書いてある。

### 2.1 制作の順序

1. **各ページの主役図解を決める** — システムの図解決定表から、内容タイプに合う図解を 1 つ選ぶ（1 ページ＝1 図）。
2. **テンプレートを選び、座標どおりに置く** — タイトル位置が全ページで揃うことがリズムの源になる。
3. **見出しは結論で書く** — 「売上」ではなく「売上は Q3 で 2.4 倍」。聞き手が見出しだけ読んでも話が通じる状態にする（§2.7）。
4. **配置前に文字数バジェットを検算する**（§2.4）。
5. **書き出して検証する**（§2.5）。

**安全マージンの例外:** 要素はすべて MARGIN の内側に置く。例外は 2 つだけで、①ページ全面に敷く地の色と、②CAPTION（出典）とページ番号のフッター帯（下マージンの中、y≒6.9" に置く）。

**CLEARANCE（文字と図形の最小距離 0.2"）の例外:** 図形に直接付けるラベル（棒グラフの横のラベル、横棒の上の項目名、点に付ける値）は、対応が分かるよう 0.1" まで近づけてよい。図形の上に文字を重ねて載せる場合（カードの中の文字）は、図形の端から 0.2" 以上内側に置く。

**黄金ルール:** 1 枚＝1 メッセージ／見出しは結論／画面の約半分は余白（色面で埋めない）／地の色は全ページ同じ／スパーク色は 1 枚に最大 1 点／テキストだけのスライドを作らない。

**「1 点」「1 ブロック」の数え方:** スパーク色の 1 点は、意味の上で 1 つの要素（決め数字 1 つ・棒 1 本・表の 1 セル・キーワード 1 語）。表の行全体や複数の棒を塗るのは 1 点ではない（推奨の行は太字で示し、色は決めの 1 セルだけ）。ブロックは、見出しを除いて視線が 1 回止まる塊（図解 1 つ・カード 1 枚・ラベル＋表＋注記の 1 組）。

### 2.2 図解の選び方（タイブレーク）

複数の図解が当てはまるときは、**数字が主役ならグラフ系、関係性が主役なら構造図系**。どれにも当てはまらない内容は、無理に図解化せず「キーメッセージ」テンプレート＋小さな対比図にする。

グラフ・表の共通作法: 目盛線は引かない（必要なら 1pt の罫線色）。凡例より**データへの直接ラベル**。3D・虹色・濃い枠は使わない。表は行の罫線だけ（格子にしない）。PowerPoint ではネイティブのチャートで入れる（画像にしない。あとで数字を直せるように）。

### 2.3 AI っぽさの禁止事項（全システム共通）

一目で「AI が作った」と分かる型は、内容の信頼まで下げる。以下が 1 つでも出たら直す。判断の軸は「この内容だからこの形」と説明できるかどうかで、説明できない飾り・色・配置は削る。足して直さず、削って直す。

**飾り・記号**

- アイコンは使わない。丸や角丸の枠に入った線画アイコン、絵文字、電球・歯車・ロケット・盾・右肩上がりの矢印・人型などの定番モチーフ、箇条書きの頭の ✓・★・→ も同じ。印は番号・文字・図解そのもので付ける
- 引用符や点で強調しない。メッセージの左上に置く大きな「“」「”」「――」、点を格子状に並べた飾り（ドットパターン）、角に置く小さな点・三角・短い線。強調は文字の大きさと太さ、スパーク色の 1 語で付ける
- 意味のない装飾図形（隅の半円、浮いた円、背景の斜め図形、同心円、波線）。巨大な文字や番号を地に沈む薄い色で透かしのように敷くことも同じ
- タイトル下の短い下線、ヘッダー／フッターの帯、端のストライプ、サイドバーの縦帯、カードの片側だけの色付き線
- 影・グラデーション・グロー・半透明のガラス風の面、3D グラフ
- 意味のない英語ラベル（「PROPOSAL」「AGENDA」「SECTION 01」「KEY TAKEAWAYS」）。ラベルは日本語で書く。英字は固有名詞・略語（KPI・ROI）・単位だけ

**色の使い方**

- 特定のページだけ地の色を変えない。表紙・節区切り・締めだけ濃色にする構成も、強調したい 1 枚だけ黒くする構成も同じ。地の色はデッキ全体で 1 色にし、節の区切りは文字の大きさと余白で付ける
- ページの半分以上を主役色で塗った色面（表紙の右半分だけ濃紺、など）を置かない
- 並んだカード・コラム・象限・表の行のうち 1 つだけ塗りや枠の色を変えない。推奨や注目は、見出しの結論と、その要素の中の文字（名称を太字にする、決め数字 1 つをスパーク色にする）で示す。グラフの注目の 1 本だけは例外（データの強調なので色で示してよい）
- パレットの色を全要素に均等に散らさない。面の色は地・淡い塗り・主役色の 3 つまで

**配置と余白**

- 横線の上に等間隔の丸（点）を置き、ラベルを上下交互に並べる「ロードマップ」「タイムライン」を使わない。矢羽根（シェブロン）を横に連ねた工程図も同じ。流れ・手順は番号付きの縦リストか表、期間があるものは期間表（行＝作業、横軸＝月、期間を横棒で示す）、目次は番号付きの縦リストで描く
- 全ページが「タイトル＋同じ大きさのカード 3〜4 枚」の繰り返しにならないようにする。カードは中身の量が揃うときだけ使い、内容に応じてテンプレートを使い分ける
- 不自然な余白を残さない。要素が上に固まって下が 1.5" 以上空く、左右の片側だけが空く、同種の要素の間隔がまちまち、枠の中で文字が上に寄って下が空く、1 つの要素だけが小さく浮く、のどれも欠陥。CONTENT ゾーンは上端から下端まで使い、余った高さは主役の図解を大きくするか、テンプレートを組み直して吸収する（小物を足して埋めない）
- 本文の中央揃え、左右対称に並べただけの構図、文字と図形の重なり、はみ出し
- テキストだけ／箇条書きだけのスライド、長文の箇条書き

**文字**

- 「〜とは？」「3 つのポイント」「未来への挑戦」のような中身の無い見出し、全角コロンで 2 つに割った見出し（「DX：新たな価値の創造」）。見出しは結論の一文で書く（§2.7）
- メイリオ以外の書体（明朝・游ゴシック・欧文書体を混ぜない）、Aptos（Office 既定だが Mac の古い Office・LibreOffice・Google スライドで代替表示されてレイアウトが崩れる）
- どのデッキに差し替えても成立する汎用デザイン。色・構図・図解は「この内容だからこう」と説明できること

**点検のしかた:** 全ページの画像を縮小して一覧に並べ、上の型に当たるページが無いか、地の色がそろっているか、余白の偏ったページが無いかを見る。機械チェック（§2.5）は地の色の不一致・大きな色面・横線と点のタイムライン・1 つだけ色の違うカード・引用符や点の飾り・絵文字・英語ラベル・下側の大きな空きを WARN で出すが、見た目の不自然さは目視でしか拾えない。

### 2.4 文字数バジェット（はみ出しの予防）

和文（全角）1 文字の幅 ＝ フォントサイズ(pt) ÷ 72 インチ。よって

**1 行あたりの最大全角文字数 ＝ 幅(インチ) × 72 ÷ サイズ(pt)**

**1 行の高さ ＝ サイズ(pt) × 行間 ÷ 72 インチ**

半角英数は全角 **0.7 文字**として数える（メイリオの数字は Regular で全角の 0.62、Bold で 0.68 幅あり、0.6 で数えると太字の特大数字が折り返す）。大きさの違う文字を 1 行に混ぜるとき（「2.4」72pt＋「万円」28pt）は、文字ごとの pt で幅を足し合わせる。行間は各システムの値（1.2〜1.35）で、**必ず pt 固定で指定する**（24pt・行間 1.25 なら 30pt）。倍数で指定すると書体の行高（メイリオは 1.5 em）に掛かり、実際の行が見積もりより 5 割ほど高くなって下の要素と重なる。**60pt 以上の表示用の文字（BIG_STAT・SECTION_NUM など）は行間 1.0 で組む**（200pt なら 1 行 2.78"）。

テキストを置く前に文字数を数え、超えたら **(1) 言い換えて削る → (2) システムが定める 1 段階だけ縮小 → (3) スライドを分割** の順で解消する。自動縮小（「はみ出す場合だけ縮小」）には頼らない。テキストボックスの内側余白は 0 にするか、図形側で余白分をずらす。

**泣き別れを作らない:** 折り返した最終行が 1〜3 字（「する」「る。」など）だけになる改行は素人っぽく見える。見出し・キーメッセージは改行位置を意味の切れ目で自分で決め（「人手の 4 割を占める仕分けを自動化し、／3 年で投資を回収する」）、本文は言い換えて字数を調整する。

**書体:** 全システムでメイリオ（Meiryo）だけを使う。和文も欧文・数字もメイリオで、見出しは Bold、本文は Regular（中間の太さは無い）。メイリオは Windows と Mac の Microsoft Office に入っている。Keynote・Google スライドなどメイリオの無い環境で開くと別の書体に置き換わるので、配るときは PDF にする。

PowerPoint の無い環境の検証用レンダラ（LibreOffice など）ではメイリオが代替フォントで表示されることがある。和文は全角幅が一定なので、**見た目より文字数バジェットで収まりを判定する**。

### 2.5 検証（納品前に必ず）

1. **機械チェック** — .pptx なら `python3 slides/tools/check_pptx.py <file.pptx> --system navy`（システム名は navy / report / academic / mono / slate / forest / teal / bordeaux / brown / stone / editorial / dark）。安全マージン外の要素、テキスト同士の重なり、文字数バジェット超過と泣き別れ、最小サイズ未満の文字、スパーク色の使いすぎ、許可外フォント、テーマ既定色のままの図形・グラフ、§2.3 の AI っぽい型（機械で拾えるもの）を一覧にする。ERROR は 0 件になるまで直し、WARN は目視で判断する。
2. **全ページを画像にして目視** — `slides/tools/render_pptx.sh deck.pptx out/`（Mac は PowerPoint で本番と同じ描画の PDF → PNG。PowerPoint の無い環境は LibreOffice で、和文が消えないよう書体を置き換えて変換する。[implementation.md §4](implementation.md)）。HTML デッキはブラウザのスクリーンショット。サブエージェントを使える環境では、画像だけを渡して「新しい目」で見させると、作った本人が見落とす重なりや偏りが拾える。**機械チェックが 0 件でも目視は省略しない**（文字枠の中で文字が溢れて下の要素に重なる、余白が偏る、といった欠陥は機械チェックでは拾えない）。
3. **目視の観点** — 重なり（文字と図形の距離 0.2" 以上）／はみ出し／余白の偏り・孤立した大きな余白／2 カラムの高さ／地の色が全ページ同じか／並んだ要素の 1 つだけ色が違っていないか／§2.3 の型に当たるページが無いか／タイトル座標・間隔・角・配色が全ページで一貫しているか／スパーク色が各ページ 1 点以内か／各ページに図解が 1 つあるか／プレースホルダーの残り。
4. 直したら直したページだけ再レンダリングして確認する。ユーザーに見える欠陥だけを直し、見た目の微調整を無限に繰り返さない。

**道具を実行できない環境（コード実行の無いチャットなど）では**、1 と 2 の代わりに次を 1 ページずつ自分で点検し、「全◯枚を点検した」と報告する。

- [ ] 見出しが結論の一文で、§2.4 の字数に収まり、泣き別れが無い
- [ ] 本文が BODY 以上で、各枠の字数がバジェット内
- [ ] 要素が MARGIN の内側にあり、文字と図形の距離が CLEARANCE 以上
- [ ] スパーク色が 1 点以内、パレット外の色が無い
- [ ] 主役の図解が 1 つあり、テキストだけのページが無い
- [ ] §2.3 の禁止事項に 1 つも当たらない

### 2.6 HTML デッキで使うとき

各システムの寸法はインチで書いてある。HTML／CSS で組むときは **1 インチ ＝ 96px、1pt ＝ 4/3 px** で換算する（スライド 13.333" × 7.5" ＝ 1280 × 720px、36pt ＝ 48px）。色・書体・禁止事項はそのまま使う。書体は `font-family: "Meiryo", "メイリオ", "Hiragino Sans", "Noto Sans JP", sans-serif;` と書く（メイリオの無い Mac・スマホではヒラギノか Noto Sans JP で表示される。Web フォントでメイリオは配れない）。骨組みの見本は [implementation.md §3](implementation.md)。

### 2.7 中身の作法（デザインより先に決めること）

見た目が整っていても、話の筋が通っていなければ資料として使えない。構成案の段階で次を満たす。

1. **見出しだけで話が通じる** — 全ページの見出しを順に読み上げると、結論と根拠が 1 本の話としてつながる（これを「見出しの通し読み」と呼び、構成案の確認に使う）。
2. **見出しは「主語＋述語＋数字」** — 悪い例「市場の状況」「課題」。良い例「市場は年 8% で伸び、上位 3 社が 6 割を握る」「出荷遅延の 8 割は 3 つの工程に集中している」。体言止めのラベルは表紙・節区切り・アイブロウだけ。
3. **数字には比較対象と単位を付ける** — 「3,200 万円」だけでなく「年 3,200 万円（人件費の 18%）」。前年比・競合比・目標比のどれかと並べる。出典と時点をキャプションに書く。
4. **話の型を聞き手で選ぶ** — 意思決定者には結論先出し（結論 → 根拠 3 つ → 次の一手）。問題を共有していない相手には課題先出し（現状 → 課題 → 解決 → 効果 → 次の一手）。両方に当てはまる（例: 業界に詳しくない融資担当者）なら結論を 1 枚目に出し、その直後に前提の共有を 2〜3 枚挟んでから根拠に入る。最後のページは「何を・いつまでに決めてほしいか」で終える。
5. **1 ページで言えないことはノートへ** — スライドに書き切れない補足・想定問答は発表者ノートに書く。本文に詰め込んで文字を小さくしない。

## 3. このシステムの育て方

- 制作中に「仕様に書いていない判断」をしたら、完成後にその決定を固定値として該当システムのファイルに追記する。
- 数値を変えるときは各システムの §1〜§2（定数・座標）だけを書き換える。他の節は定数名で参照しているので矛盾しない。部品集 `tools/pptx_kit.py` は §1〜§2 の表をそのまま読むので、**表の書式（`| 定数 | 値 |` の並び）を崩さない**。直したら `python3 slides/tools/pptx_kit.py --selftest` で読めることを確かめる。
- 全システムに効くルールはこのファイルにだけ書く（システム側に重複させない）。
- 新しいシステムを足したら §1 の表に 1 行足し、`slides/tools/check_pptx.py` の `SYSTEMS` に色とフォントを、`slides/tools/pptx_kit.py` の `ROLES`・`FONTS`・`LINE_SPACING`・`TITLE_2LINE` に役割の割り当てを登録する。`sample_deck.py` で見本を作り、チェッカーが 0 件・画像の目視で崩れが無いことを確かめる。
